韓国展示会(COEX・KINTEX)で通訳が必要な場面・必要ない場面
韓国の展示会(COEX・KINTEX)に参加する日本企業にとって、「通訳をどこで使うべきか」は意外と悩ましい判断です。費用対効果を考えると、すべての場面に通訳を付けるのは現実的ではありません。一方で、必要な場面で通訳なしに臨むと、商機を逃したり関係構築に失敗するリスクがあります。
通訳が「必要な」場面
・商談・価格交渉(初回・重要案件)— 初対面の取引先との価格や条件の交渉は、ニュアンスひとつで印象が変わります。専門通訳の存在が信頼感を高めます。
・技術仕様の確認・クレーム対応 — 製品スペックや不具合の説明には正確な技術用語が不可欠です。誤訳は後工程のトラブルに直結します。
・初対面の韓国企業との関係構築 — 韓国ビジネス文化では「人と人のつながり」が重視されます。通訳を介した丁寧なコミュニケーションが第一印象を左右します。
・契約条件・細かいニュアンスの確認 — 「だいたいこういう意味」では済まない場面。後のトラブルを防ぐためにも、ここは専門家に任せましょう。

通訳が「必ずしも必要ない」場面
・既存取引先との軽い挨拶・立ち話 — お互いの関係が深く、英語や簡単な韓国語でも意思疎通できる相手なら、通訳なしでも十分です。
・カタログ・パンフレットの配布のみ — 資料を渡してブースに案内する程度であれば、事前に韓国語版資料を用意しておけば対応できます。
・英語対応可能なブースでの会話 — 相手が流暢な英語話者であれば、英語でのやり取りで問題ありません。

通訳を「賢く使う」3つのコツ
・事前に専門用語リストを共有する — 業界用語・製品名・社名などをリスト化して通訳者に渡しておくと、当日の精度が大幅に上がります。
・半日単位で活用する — 重要商談の前後だけ通訳を入れる「スポット活用」も有効です。コスト削減と質の両立を図れます。
・商談後のフォローアップ通話にも活用する — 展示会後の確認連絡や条件調整にも通訳を使うと、関係が途切れにくくなります。

通訳をどこで使うかの判断自体が、展示会を成功させるビジネス戦略のひとつです。「なんとなく」ではなく、目的と場面に応じて賢く活用しましょう。
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